<収録曲>
1 . 百日紅の木の下で
2 . 上を向いて歩こう
3 . 鉱夫の祈り
4 . 元気を出して
5 . 午後三時
6 . ここで君を待っているよ
7 . 若いってすばらしい
8 . パパ
9 . 会いたい人よ
10. 見上げてごらん空の星を
11. WHAT A WANDERFUL WORLD
<参加アーティスト>
有田純弘、石川智、江藤有希、
太田恵資、岡部洋一、織田祐亮、
織原良次、クリス・シルバースタイン、
桑山哲也、笹子重治、関島岳郎、
妹尾武、高橋暁、田中邦和、
田中景子、続木力、橋本歩、
林正樹、ヤマカミヒトミ、湯浅佳代子
藤田恵美さんからコメント
花子さんの歌声は
いつも微笑んでいるように聞こえます。
喜びも哀しみも超えた、
深くて大きく揺るがない、
母性のようなそんな微笑みです。
今回届いた新しいアルバムは、
さらにその色を濃く感じました。
伸びのある高音に加えて、
どっしり芯のある中低音がとても近くで響き、
より安心感をもたらしてくれるのです。
それはただの「音」というのではなく、
心の奥から発せられる「音」なのだと感じます。
アルバムの表題にもなっている、
「百日紅の木の下で」は別れが背景にありながら、
なにか清々しさをも感じる、
花子さんの素敵なオリジナル曲。
アイリシュトラッドのような
イントロが聞こえて来ると、
個人的にワクワクしてしまいます。
プロデューサーの笹子重治さんとの楽曲も、
違った一面が引出きだされ、とても魅力的だったし、
選曲が「さすが!」と思わせるカヴァー曲も、
それぞれに味わえました。
全体に心地好い余白が散りばめられているからこそ、
いい距離感で寄り添ってくれる、
そんな優しいアルバムですね。
藤田恵美
(シンガー)
salyuさんからコメント
はなこさんの歌声には、
子守唄を彷彿とさせるような、
人の心に安心を運ぶ力があると思う。
とても強いのに、とても優しいもの。
慈愛に満ちた母性のゆりかご。
salyu
(歌手)
西村由紀江さんからコメント
あたたかく包容力のある花子さんの声。
今回のアルバムは、
そこに明るさと自由さが加わった気がします。
愛にあふれた曲はもちろん、
せつない曲や別れがテーマの曲でさえ
前向きな気持ちにしてくれるのです。
日々のさまざまな思いと向き合い、
音楽に昇華されている花子さん。
その世界はどこまでも深く、広く、
身を委ねたくなります。
西村由紀江
(作曲家)
畠山美由紀さんからコメント
誰かの歌声を聴いて
こんなに泣いたのはずいぶん久しぶりだ。
蓋をしていた悲しみが静かに溶け出して、
最後の曲ではいつの間にか
小さな希望の灯火が胸に灯るようでした。
優しい歌声に心が
素直に泣いたり笑ったりして、
世界が愛おしくなりました。
畠山美由紀
(シンガーソングライター)